シラフで世の中眺めたら

何よりお酒が好きなのに、妊娠のため禁酒となりました

妊婦健診1回目

クリアブルーで陽性反応が出た5日後、妊娠5週目に産婦人科へ行きました。
家の近くに、京都で一番有名な産科医院があるのです。主人もついてきてくれました。

混み合う待合室で、私は年齢的に浮いてるかな、、とか不安で周りの妊婦さんを観察してましたが、みんな落ちついた感じで、わりとそうでもなかったです。
おなかが出てても好感度の高いおしゃれやヘアメイクの人が多くて、参考になりました。主人も、病院の雰囲気を気に入ってました。

内診室の超音波検査で、5ミリの胎嚢ができているのが見えました。まだ中に何も入っていない黒い豆つぶ。

先生は、尿検査の結果脱水気味なので、水分多めにとってくださいね、2週間後にまた来てくださいねとおっしゃりエコーの写真をくれましたが、いわゆるおめでたです!というようなのはなかったです。

あまり今までの人生でサプリをとったことがなく、葉酸のサプリを飲むかどうか迷ってたので、飲んでいいですか?と先生に質問したら、赤ちゃんの神経ができる妊娠3カ月までに必要なので、ぜひ飲んで下さいねと丁寧に説明してくださいました。

病院の帰り、どこか外食でもしてお祝いしたい気分でしたが、主人は人気の病院ゆえの待ち時間に辟易しており、早く仕事したいから家で卵かけごはんでも食べる!とそっけないものでした。

とこぶし

妊娠の話は置いといて、今日は伊勢志摩のことを。

主人が仕事の都合で月の半分ほど志摩の義実家に帰るので、ついて行っています。

今週も志摩にいます。今日は、なんと良い天気だったことか。志摩の気候は温暖で、日差しがのどかで、行ったことないけど地中海のようなリゾート気候です。

そして食べものがおいしいです。
見たことないピチピチの魚や松坂牛や新鮮なお野菜や、、、純米酒に合う!けど今は呑めません。

今日は、義母がとこぶしを煮たのをくれました。
あわびの小さい種類で、結婚式なんかでも出てくる高級素材です。

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義実家では、毎年とこぶしの季節に海女さんからたくさん買って、煮て、得意先にクール宅急便で配っているそうです。

非常に純米酒に合う味で、美味しかったです!

妊娠発覚

2015年10月、生理予定日の2日前にフライング検査したところ、陽性反応がでました。

それまでも、もしかして、、というときに何度か判定薬を使ったことがありましたが陽性のラインを見たことはなく、
おおお、、、これがそうか、、!ほんまになるんや、、と胸を高鳴らせ、何度も線を確認したことを覚えています。

子どもは、できてもできなくてもどちらの人生も自然にまかせるくらいの気持ちでいましたが、やっぱりすごく嬉しくて、主人に、うちの主人にすぐにlineせねばと思いました。

しかし折りしも、私たち夫婦は大ゲンカをしている最中で、2〜3日口をきかないまま主人は仕事の都合で志摩に旅立ち、1週間会わずしゃべらずというタイミングでした。
ケンカの内容は、私からすれば人間の尊厳にかかわる非常に重大な問題で、普段なら問題が根源的すぎるため関係が壊れることを恐れて口にできないような内容でした。

そのことに踏み込んで口論してたのも、私の身を守るため受精間もない細胞が防衛本能を発揮していたように思います。

それまでのケンカをそっちのけで、京都に帰る近鉄電車に乗っている主人へ「妊娠してる!」とlineしたところ、
「まじか!タイミングのよめる子やな」と返ってきて、ホロリとしたのでした。

はじめに

昨年は結婚を機に10年ほど勤めた会社を辞め、京都と伊勢志摩で月の半分ずつを過ごし、38歳で第一子を妊娠する一年になりました。

お酒が好きで、妊娠するまで毎日ほろ酔いだったのに、急にアルコールを絶ちシラフで世の中を眺めることになりました。

そんな視点ははじめてのことなので、見ているものを書いて残したくなりました。

また、妊娠で抱える不安な気持ちは、本やネットやお友だちからの情報をインプットすることで、なんとか心をなぐさめておりました。

妊娠経過も残していくことで、同じ思いをしている誰かの安らぎになればいいなと思います。