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シラフで世の中眺めたら

何よりお酒が好きなのに、妊娠のため禁酒となりました

産院決め -分娩台よ、さようなら 大野明子-

家から歩いていけるところに、すっごく人気の産科医院があるため妊娠発覚から検診に通っていましたが、実際どこでどう産むかのビジョンはありませんでした。

 

妊娠9週で母子手帳をもらうころ、まだ全然安定期でもないのに、ここで産むなら入院予約してくださいねって言われます。7ヶ月も先だけど、どうしたらいいのか、、。

 

今の病院に全然不満はないし、先生もやさしいしこのままここで産むのか。はたまたはじめからNICUのある大学病院にしておくのが安心なのか。そもそも私は普通分娩がしたいのか。無痛分娩とか、自宅出産とかいろいろあるみたいよ?選択肢は数あれど、未知のことすぎてどうしたらいいのかわかりません。ひとつ決まっているのは、里帰りできる実家はないため、京都で、主人と二人でお産に挑める環境であるということ。

 

困った私は、主人と長年おともだちの看護師さんへ相談に行きました。ちょうど1年前に出産された時期でもあり、医療の専門家目線で、産院決めの話を聞けるなんてこんなありがたいことはありません。

大学病院のお産ってどんなの?院内見学はできるの?とか今私が通っている病院の評判聞いたことありますか?産む時の姿勢っていろいろあるみたいですけどどうされました?とか聞いて安心しまくり、帰りには本をたくさん貸してもらいました。

 

その中に、今後の妊婦生活を決定づける本がありました。大野明子先生の、分娩台よ、さようならです。

 

分娩台よ、さようなら―あたりまえに産んで、あたりまえに育てたい

 

大野先生は東大卒業後、東大で化学博士として研究されてましたが、自身の出産が納得いかなかったことを機に医大へ入り直し、産科女医になられたというとんでもない頭脳の方です。

分娩台での出産は重力にさからっているため不自然であること、昔のように自宅で出産することがあたりまえだとの方針で、お産に精進されてることが書かれた本です。

 

ただ、そのあたりまえを実践するため、妊婦の生活に対しかなりスパルタであり、毎日3時間歩きなさいと指導されます。妊婦は安静にという思想の方ではありません。妊娠初期からだって歩いていい、3時間歩いてとにかく太らないこと、体を暖めること、栄養をちゃんととることなどなど、あたりまえに産む力を蓄える生活環境について、みっちり書いてあります。

そんなアスリートみたいな生活、仕事しながら無理、、という女性も多いと思いますが、妊娠しても働かせるような夫は最低だとはっきり言い切ってしまうほど、超弩級のスパルタぶりです。家庭の事情とか待ったなしです。

 

これを読んで、私は産む事に対し病院まかせの考えでいたけど、大事なのは産むまでの体づくりだなっと実感しました。

今日どれだけ歩いたか、今日何を食べたか、湯船で体を暖めたかなんていう毎日の積み重ねが、お産の瞬間につながっていると思いました。

 

臨月になって、この本に書いてある理想の妊婦生活をどこまで実践できたかと言われれば、100点満点中60点?65点?くらいの採点ですが、ただぽけーっと10ヶ月すごすよりは、この本に出会い、その日を迎えるための準備ができたことを感謝する気持ちです。今まで12回検診を受けましたが、毎回順調、順調、赤ちゃん元気!で過ぎていったのもこの本のおかげかも。それもこれも、この本を貸してくださり、またその後もずっと相談に乗ってくださった方のおかげです。

 

産院は、検診で通っている病院をそのまま予約することにしました。